毎年由布院に必ず立ち寄ってくれる
旅の一行があります。
それは、建物の軒下にやってくる
数羽のツバメ。
アジアを旅するツバメたちは、
その旅の途中で由布院に立ち寄る常連客です。
「熊本・大分地震」があり、
誰も訪れなくなっていたあの時期も、
忘れずにやってきた数羽のツバメたち。
その姿に目指すべき店のあり方を重ね、
改めて同地の意義を思い出しました。
長い旅の途中に、
ふらりと立ち寄ってもらい、
羽を休め、おいしいおもてなしを
尽くす場として
「つばめ舎」と名付けました。
湯の坪横丁 つばめ舎 店主